支援員 橋本 貴紀

毎日が前進をモットーに

僕達に何ができるのか、何をしなければいけないのか、日々格闘

月日が経つのは早いもので、私がこいしろの里で働きだして、もう6年経とうとしています。もともと私は福祉とは関係のない建築業で働いていたのですが、あるきっかけで福祉の勉強をする機会を得ることにより、福祉に興味を持ち始めて、40歳になろうかという年齢で福祉の世界へ飛び込みました。

障害者を支援するにも、いろいろな方向性からの支援があると思います。普段の作業活動の支援をしながらも、もちろん作業のない余暇日の支援も必要です。時には利用者様と一緒に出掛けることもあります。
ある日利用者様と出かけたときの話です。

私は年齢が同じ40代の食べ物にこだわりがある男性利用者様と一緒に外食に出掛けました。目的地の飲食店までの道中には、彼にとっては魅惑的な自動販売機や美味しそうな香りがするお店が沢山あります。その中をかいくぐって、目的地まで行くことも相当大変でありました。おいしそうな香りに誘われ、走り出しそうになる彼をとめながらも何とか目的のお店について、美味しく外食をしました。

食事をしながら笑顔で私を見る利用者様を見たとき、支援のやりがいを感じます。さて、いざ帰ろうとベンチで電車を待っていると、いつ電車が来るのか分からない彼には不安なのでしょうか、やたら私にべったりとくっついてきました。私はある程度の距離を取ろうとする支援をしていたのですが、その姿が、40代のおっさん同士がベンチでチチクリあっている姿に見られたのでしょうか、近くを通りかかる人々に奇異な視線で見られました。
健常者からすれば奇異なのかもしれませんが、利用者様の立場からすれば奇異ではないのです。

僕達に何ができるのか、何をしなければいけないのか、日々格闘しております。もちろん、簡単なことではありません。いつも頭打ちばかりしておりますが、毎日が前進をモットーにこれからも頑張っていきたいと思っております。

PAGE TOP